頭がよくなる10の力を伸ばすお話
今回もカテゴリーは「ほんとざっし」からです。
(Twitterで告知を始めた新刊情報も、追って更新していきますね。)
こちらの『頭がよくなる10の力を伸ばすお話』(PHP研究所)に重版がかかり、
14刷 とお知らせをいただきました。
日本児童文学者協会の加藤純子さん監修のもと、本編を10のカテゴリーに分け、複数の作家が5分で読めるくらいの短いお話を書いています。
「1.想像力」「2.思考力」(を伸ばす)という明確なカテゴリーに分けられているので、アンソロジー集とはちょっと趣が違ったものに感じられるかもしれません。今人気の、5分で読める……タイプのものの走りだったかもしれませんね。
おーつかは、古典から「春はあけぼの」。日本の昔話を元にした「海の水はなぜ塩からい? 」。
オリジナル作では、父と子のほのぼの話「おとうさんの水ようかん」、光るキノコ? が出てくる「ひかりのこ」。
世界名作からは「少女パレアナ」の5作を書いています。
なんせ、短く短く書いているので、各陣がどこをどう抜きとり書いたかも面白く読めるところではないでしょうか。
全ふりがなアリで、目の悪かったり、気が短くて長く聞いとられん! という身近な高齢者に読んであげるのもいいですね。わたしもこれからそうしてみます。
Twitterのつぶやきでは、刊行当時のころの放送(「あまちゃん」)までなぜ憶えているのかといいますと、この5話を執筆、やりとり中の前の年まではアイドルものを書こうとしてデビューライブに行ったり、あちこちで取材をしていたからです。
ほかの作家さんでも成人向けアイドルものを書いてヒットされている方もいるので、そういう流れの年だったかもしれませんね。
「あまちゃん」はヒットしましたが、わたしの企画や作品は、ブームが去った後あと諦めずにトライしても、ついに形にはなりませんでした。
残念。わたしのほうが詳しいのに ←
本の内容についてくわしくはPHP研究所のサイト(こちら)で紹介されていますので、キャッチーなタイトルに「なんだよう、もう手遅れだよう」などと思われた方、この本を初めて知ったという方も、まだまだ発売中です。良かったらお手にとっていただけますと嬉しいです。
追記:当時は自分の能力不足分を反省せず、よほどくやしかったのか「あまちゃん」は観ていないのです。盛り上がるにつれ、評価が高いドラマだったということだけは存じています。