ブログ

旅ポート

イル・ポルチェリーノ

 

inochan.JPG

 

 

一年のしめくくりのアップは何にしようかなあと迷いつつ、この一枚を。

 

鼻を触ると幸せになれるという仔豚(イノシシ)さんらしいのです。

気になる方は「イル・ポルチェリーノ」(イタリア語で仔豚の意味とか)で調べてみてください。

 

よくは調べてはいないのでテキトーなことは書けませんが、もともとはイタリアのフィレンツェの像がオリジナルらしいのです。そしてオーストラリアのシドニーや何か所かにこの像を模したものがあるそうです。

こちらの像はドイツ・ミュンヘンのドイツ狩猟博物館まえにありました。



そしてそして、実は日本にも像はあるんだとか……!?

知りませんでした。灯台下暗しです。

「イル・ポルチェリーノ」のいわれを知ったのはずっとあとでしたので、わたしもミュンヘンとフィレンツェでは触りそこねていて、これから日本の分身仔豚をさがしてみようかなあと思っています。来年に持ち越しですが。

てっとりばやく運をつかみたい方は、この仔豚さんの鼻のあたりを触ってみてみて。きっといいことあるでしょう。

一般に流通しつつある、茸のポルチーニもたしか豚関連の意味があったと思うので、ポルチェリーノというのは同義語ですかね。福岡にはイル・パラッツオというホテルがありますが、”イル”がかかるとどう変わるんでしょうか??

こんどちゃんと調べておきます。



夏から始めたカテゴリー”旅ポート”も、ちょこちょこアップで、今のところチェコ・プラハとオーストリア・ウィーンとスロバキア・ブラチスラバまでお付き合いいただいています。このあとは、ビュウウンとデンマークへ飛んで、それからオランダ→ ベルギー→ ドイツへと続きます。
続く予定です。

来年もよかったら、どうぞお付き合いいただけますとうれしいです。
 

 

 

nako2.png おはじきのじかんも更新しています❕

旅ポート   2019/12/31   nao -otsuka

もう一葉

 

#旅ポート の更新が遅々としているのでオーストリアから離れようとしたのですが

ウィーンがわたしを呼んでいるような気がしたので(まったく呼んでいやしない)


もう一葉

シェーンブルンの冬のお庭です。
 

schoga.jpg




フランツ・ヨーゼフ公が1916年11月没と教えていただいて、あれ、じゃあ妻木頼黄氏の命日とひと月違い?

金吾さんや唐津のあの方々、東熊さんとも同じ時代に生きた人だったのだなあと心を馳せると、そぉんなに遠い人には思えなくなりました。



わたしの母方の祖父母はちょうど入れ代わりのように生まれていますし…ねえ。

 

シェーンブルン宮殿

 

旅ポート   2019/11/22   nao -otsuka

聖マルティンさんのお向かい

 

buracimaru.jpg

 

marutincut.jpg


ヨーロッパの落書きは落書きのレベルを逸しています。

街中の壁やゴミ置き場は当たり前、驚いたのは文化財や列車にまで堂々たるアートともいえる落書きが見られるのです。

このスロバキア・ブラチスラバのマルティン大聖堂のカラフルな窓という窓は、いったい落書きなのでしょうか。それとも公認アート?

ガイドさんもなかなか探せないような静かな街でしたので、追及できず、なぞはなぞのままでした。
ちなみにお向かいにあたる壁面(下の画像)にも落書きアートが描かれていました。この絵の配色、絵本のなかの1ページみたいで、めちゃくちゃ好みでした。

 

bratis1.JPG

 

ブラチスラバはオーストリア・ウィーンから列車で一時間ほどで行けるおとなりの国です。
わたしたち世代だと、チェコスロバキアとして国名をおぼえましたよね  ――よね?

 

ブラチスラバ・聖マルティン大聖堂

 

旅ポート   2019/10/16   nao -otsuka

PINO

 

pinoc.jpg

 

 

あなたのシナリオどおりにしたいのなら

なぜ このボクに声をふきかけたのでしょう

この 役立たずのトーヘンボクに……

 

最初から夢などこれっぽっちも見なくてすんだでしょう……?

 

 

pino2.jpg

いくら観劇好きでも、海外現地場当たり的での初めてのチケット入手はなかなかドキドキものでした。
幸いに端席(なんと €3.00=約360円)が残っていました。


フォルクスオーパーは、子供が気軽に楽しめるオペラやオペレッタを中心に、チケットもファミリー価格からあり、庶民に親しまれている劇場のようでした。

 

tickets.volksoper.at

ウィーン・フォルクスオーパー

 

旅ポート   2019/10/14   nao -otsuka

プルンクザールの魔法

 

prunkf.png

 

 

公演中のミュージカル「エリザベート」の人気もあってもう老若男女問わず知られているハプスブルク家。

その640年の栄華の中心にあったここ王宮敷地内にある国立図書館の名前が、”プルンクザール(豪華な広間という意味らしい)”というのはちょっとひねりがなさすぎてあれなんですが、ウィーンにおとずれたらぜひ行きたい場所のひとつでありました。

 

上の画像は天井のフレスコ画をカットしたものです。解像度を落とさないとアップできないのがほんとうに惜しいくらい。
肉眼では、建物の装飾部分なのか絵なのかわからないほど立体的に浮かびあがってみえて、よく「3Dのよう」と例えられています。

これほんとうに、18世紀の人がつくったの? って疑いたくなるくらいの精巧さです。

 

?万部 ?十万部の蔵書については一部はもしかしたらですが背表紙だけの複製品のようにもみえました。違ったらごめんなさい。
 

↓ 下から見あげた感じはこうなんですけど、人の大きさで(注:日本人より皆だいたいビッグサイズ)どのくらい高い位置にあるか少しは伝わるでしょうか。伝わるといいなと思います。
 

prunk.jpg

 

補足:入口が意外にわかりにくく、そばまできて割と人が迷っていたように思いました。 (観光客少なめのシーズンオフ期間だったからかも。ウィーン少年合唱団参列のミサがある王宮礼拝堂も同様) 近くの人に思い切ってたずねるなり、あきらめずに入館してほしいです。

 

 

プルンクザール(オーストリア国立図書館)

onb.ac.at

旅ポート   2019/08/03   nao -otsuka

往にしえのボードゲーム

 

坊「ねえ、じいや。世界一かっこいいゲームつくってよ!」

召使「世界一ですか。坊っちゃま、少々お時間ください……」

 

 

 

召使「坊っちゃま、こんなん、できましたけど?」

bowien1.jpg

 

bowien22.jpg

坊「じいやって、サイコー!」

 

 

ウィーン美術史美術館

旅ポート   2019/07/17   nao -otsuka

ミュシャの広告

 

mssk.jpg

 

mss.jpg

 

プラハの教会には、広告のある、ミュシャ(ムハ)のステンドグラスがのこっています。

”BANKA”ということは、銀行がスポンサーだったんですね。

 

起源の教会から数えると建築には千年の歴史があるそうです。この装飾がほどこされたのは締めくくり間近で、クレジット風にコマーシャルがつくあたりすでに現代っぽいですね。

旅初めに、バロックかゴシック様式か見分けられたら一人前といわれましたが、見れば見るほど(ゴシックも充分ごちゃごちゃしているよ、と)分からなくなり難しかったです。

 

 

 

プラハ聖ヴィート大聖堂

旅ポート   2019/07/13   nao -otsuka