◇菜◇

2016年08月

切り口

あら、更新が滞り始めたわ。
正直、原稿のことばかり考えているときは、雑事や家事はもちろん(!?)、趣味や稽古までも後回しにしたいくらいだけど、そんな私でも目をかけたくなる、植物の魅力というかパワーに振り回されるのは、わるくない、今日この頃。
 
8988.jpg
 
 
さて。「菜」とは少し離れるけど、ひとこと。
今回のオリンピック閉会式は、林檎さんのあえてのスタンスが特に粋だった。
林檎さんは、過去に、国威発揚への警笛を鳴らす野田さんの舞台の音楽担当をされている(私は昨年鑑賞)。
どうして?  と戸惑った呟きも見かけた。
その、どうして?  可笑しいな?  と思うのが大事なんじゃないのかな。引っかかりというものが。
求めたのはアイロニカルか中庸か。思考停止への警笛か。それはもちろんあの場では秘めている。
私に届いたのは、ナショナリズムを堂々と逆手にとっての表現力そのものだった。

これだな、と思った。

  2016/08/26   xyz

発掘

レッドキャンピオンの写真が見つかった。

この一枚は、6月中旬頃のもの、あとひとまわり大きく成長するまでは順調だった。別の思惑で撮っていたので、当然、レッドさんを中心にはしていない。見えやすいように、加工を施している。思惑や別の意図で記憶されると、「なかったこと」にされるよい例だわ。

 

ほんとね……、美食家の虫達が放ってはおけないくらいの、見るからに美味しそうなハッパね…。

8460.jpg

 

以前、「ポキポキ病」と言っていたセイジは、このとおり、蛾の子がいなくなったあと徐々に快復している。

ハーブ類のなかには、独自の香りの効果か、虫が寄り付きにくいというような表示がよくあるけれど、それも環境に依るのでは? と思うようになった。集まりにくいハーブがあるにはあるけれど。

8992.jpg

  2016/08/21   xyz

レッドキャンピオン

ロックソープワートと同じナデシコ科のレッドキャンピオンが枯れた。

スクエアで、ボリジやチコリとならび、円座のかたちに青々とよく茂っていたのだけど、バッタ属に食まれ、みるみるうちに葉の大部分に穴があき、黒点がちらばり、光合成ができなくなった感じだった。

そのなかでの上京。心配しながら戻ってくると、もう全体が変色していた。


来春の開花を楽しみにしていた。レッド...なのに、ピンクの花が咲くはずだった。花弁の大きさはどのくらいで、(昔は石鹸に代用されたというけれど)シャボンの香りはあったのか。油脂が多いのか。

なぜか、青々としていた頃の写真を一枚も撮らなかったので、余計に心残り。

  2016/08/19   xyz

小天

色々育ててみて思うのが、ネットやちまたにある情報を頼りすぎてはいけないってこと。

ブラックホリーホックなど、”初心者向け””丈夫で育てやすい”とよく見かけるけれど、実際は、やっと茎がのびたところに、ハマキムシの被害で弱り(一枚いちまいひろげて洗いおとす)、酷暑で弱り、となかなか手がかかる。

生育環境が良いからと、持論を展開するのも考えものだなと客観視できるのは、よいかも。

 

ふっこう割利用で、漱石の初期の作品『草枕』ゆかりの玉名市小天(おあま)に初めて出かけてみた。

『草枕』がなんのために”桃源郷”を表現したか、深く見なおすことになった。最近ではジブリの「風立ちぬ」を鑑賞して訪れる人も増えているとか。

 

image.jpeg 女子バレーロシア戦はこのとおりで...

 

そして家族で集まっての迎え火、大きな解散報道がもれ聞こえるなか、うちうちでも、ちょっとした心配ごとが起こった。仕事(家業)となると「仲良く手を取りあって 」いかないこともあるのだ。のだのだ。

  2016/08/14   xyz

配分

なんたる酷暑。

昨日の朝、水やりが一回遅れただけで、ビオラプリンセス...とアオイ科のブラックホリーホックがぐったりして枯れかけた。このそれぞれの株はもともと(うちでは?)繊細で打たれ弱い。

数日は定期の時間にできないので、配分を考えなくては。

 

お盆は家族と過ごす時間はゆったりと、その他に熊本、広島と行ったりきたり。

さあ原稿は、移動中にもどこまで書けるかな。

  2016/08/12   xyz

a silent prayer

 

 

image.jpeg  

 

image.jpeg

 

  2016/08/09   xyz

ぼんやり

今朝、鉢に水を撒いている時、どこからか香ばしい匂いがするなあ朝からいいなあと思ったら、うちだった。

エリンギにパルメザンスライスをのせ、グリルで焼いていたのを、庭に出たとたん忘れていたのだ。

タイマーは習慣でつけていたので火は消えていて、焼き加減もちょうど良かったけれど、何か口に入れようとして、網に置いたのはつい5分くらい前のこと、忘れるってどうよ。<ついでに。醤油を少し垂らしたら、焼きイカに似た味がしますよーー

 

もともとひとつのことに集中したら他が散漫になる頭を持っているわけだけど、今回はひどい。ひどすぎる。

おこもりがちなとき、庭に出るのが現実感への扉になっていたらと思うけど、目にあざやかな緑や花たちは俗世から飛びぬけているように見え、それもまた助長している気がする。とにかく気をつけよう。

週末は、お稽古で締めて、あとはライブでスペクタクル(口頭ではぜったい噛みそう)な舞台を観にいくのだー。

 

image.jpeg  image.jpeg

  2016/08/04   xyz

何より

チコリは、毎日20以上の花をつけるようになった。枝わかれして、上へ下へと自由に咲く様子が音でも奏でているよう。この花は白い壁になかなか味のある影を落とす。

アカツメクサも、ちょうど最盛期。そのまわりを、緑色や茶色のバッタ属がよく飛びまわるようになった。そうか、”ショウリョウ”バッタとは、よく名づけたものだなぁ。

このところ、ぐんと背丈が伸びてきたのが、ブルーミストフラワーで、こちらは秋に向けて咲くそう。

image.jpeg

冷たい水にフレッシュハーブを浮かべて、ひとときの清涼を楽しみながら、こつこつ、原稿を書いている。

 

突然、5年半前ホームステイで一週間預かった、韓国釜山の男の子から、私たち家族宛にメールが届いた。

ふいに懐かしく思い出してくれたそうで嬉しい。元気で何より。あの時もらったお土産のなかの、ビッベンのアルバム♪ まだだいじに持っていますよ。

ただ、私は初歩的なハングルさえ忘却しているし、彼は英文でよこしてきたので、返事は同じ歳の次男にまかせよう……。

  2016/08/01   xyz