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そらのおさんぽ

 

こんにちは。

このたび KADOKAWAアスキー・メディアワークス さんより『星のカービィ  そらのおさんぽ』を出版しました。

ネット書籍さんのほうでもとても好評のようで、発売日からぐんぐんランキングが上がり、ついに、「ベストセラー1位」(絵本部門1位)になりました。

 

"ベストセラー"の冠の表示をつけていただくのはモモちゃん本以来かしら?  あの頃からありましたっけ?
(『きっと泳げるよ、カバのモモちゃん』汐文社 2004年発売)

 

金と銀と銅(でしょうか?)の冠、それぞれの時もあって......つまり1位2位3位なんですけど、そのたびに夢心地な気分で、喜んでおりました。

 

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〜やさしい鉛筆画のタッチの絵は、 苅野タウ/ぽと さん作でいらっしゃいます。苅野さん方は、ただいまつばさ文庫のカービィシリーズの装画もご担当中〜

 

本を一緒に作ってくださった皆さま、買ってくださったり、SNS等で話題にしてくださっている皆さまのおかげです。
ほんとうに有難うございます。心より御礼を申し上げます。

 

(ひとまず御礼が言いたくてアップしてみました。
まだ続きの話があります。今週末に続きを書きますね。)

 

さて、続きのお話です。
じつに個人的な内容になりますが、このカービィの絵本を製作するにあたって、わたしには強い味方がおりました。
お話をいただいたときに、そういえば長男が、就学前にカービィの絵を一所懸命に描いていた時期があったことを思い出したのです(子供が小さいときは、わたしが仕事で暇があまりない時など、それぞれ好きなキャラクターのお絵かき大会で子供との交流を深めていました)
どのくらい描いていたかといいますと、入賞者はルーヴル美術館に貼られるという絵のコンクールに、カービィの自信作を間違って出しちゃったことがあるくらいです。ちゃっかり参加賞をもらっていました。(学校の絵では、長男も次男も、市の美術館に展示していただいたことがあります)

それで「あの時にあんなにも惹かれていた理由は?」という話から、久しぶりに、とことん親子で会話を重ねました。
編集さまや監修の方のおかげで絵本のお話がまとまった時にも、最終的には、こんな感じでいいか長男に相談をしました。
いわば、初期の、リアルタイムで楽しんだ世代の子代表に監修をしてもらったようなものです。
わたし自身も、大きくなった息子とそのような時間を過ごせて、大変貴重でした。

 
そんなわけで、この絵本は、いち親子の気持ち、想いなどがぎゅっと詰まっていると思っています。
あとは、その気持ちが羽ばたいて、読者の皆さまのそれぞれの心のはねにも届いたらいいなあと願っています。
さらに願わくば、読者さんたちが、身近な小さな子たちとも絵本をひらいて「あーだこーだ」と楽しいひとときを過ごしてくださったら、と思います。
SNSを借りての交流も、もちろんいいですよね~。

終わりにおまけの余談をつけます。
その長男、中学生時には編集者かゲームクリエイターになりたいと強い目標を持っていました。
そのまま趣味が高じて、いまも通信や情報、プログラムの勉強をしています。
このたび大学をぶじに卒業して、おかげさまで充実の日々を過ごしているようです。

​好きなことにまっすぐの彼の生き方を、見守ったり見習いながら、わたしも自分の「好き」をこれからも大切にしていこうと思います。
 

 

ソーサク部屋   2017/03/20   xyz

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