女神の赦しで
みなさん聞いてください。
博多座で「ナイツ・テイル」観劇できたんです! (大興奮)
観劇にカンゲキ! なんて安いこと言いたくないですが言っちゃいそうなくらい思いっきり浮かれてきたんです。今も余韻が残っています。ほんと幸せな時間でした。楽しかったなあ。
これも劇友のおかげでして、二ヶ月前までの緊急事態宣言中は職場からも厳重な通達を受けてまして難しいかなとあきらめていたのです。身重の家族のことも気にしてましたし。
それでもヨッシーさん激推しの劇友はずっと一緒に行きましょうと言ってくれ、わたしのチケットの分までキープしてくださいました。売ろうと思えばいくらでも売れたゴールデンチケット。←オーケストラピットをはさんでの二列目でございました
有難かったです。
ここではストーリーや内容のネタバレはやめておきますが(ツイッターではアナウンスの岸祐二さんボイスに感動してちょこっと漏らしちゃったけど)、細かい演出までみどころがいっぱいでした。
花とか森の木々とか馬のしっぽとか。ハッとするアイデアを持ってきて、かつ、こんな風に表現したら、観る人がひとめでそれだと思える命が宿る瞬間を目の当たりにしました。もちろん、それぞれの演者の力がかなり大きいと思います。
牡鹿さん牝鹿さんも表現が美しくて素晴らしかったです。
動乱の人馬に対して、鹿は自然そのもので、対比的にあえて持ってくることでどこか物語に余白をもたらし、結末の明るさへ結びついていたと感じました。……わたしはそんな風に受け止めました。
ヨッシーさん激推し友は、2回目も楽しんできた! と昨日連絡があったばかりです。
ウンウン。1回目はこっちのことまで心配させてしまったし、ひょっとしたら存分に楽しめなかった面もあったかもしれない……カーレンジャーやロビンちゃん※など、年下の彼女にとっては?? な横道に逸れてもニコニコ笑ってくれてましたしうるさかったですよね。
ふたりの初見感想に共通していたのは、衣装の作り込みや素材が何気にすごいという話でした。舞台衣装についてはよく話すんですよね。近くで見るまではてっきりシンプルさにこだわっているのかと勘違いしていました。
衣装だけでももう一回拝みたかった。笑
わたしも自分の立場や家族のしんぱいごとを抱えてなかったら、追いナイツ、PCR受けてでも行ってたと思います。
上白石萌音さんは「組曲虐殺」を観させてもらって以来ですが、今回も透き通った声にウルウルしました。
テレビで見かける人とはもしや別人? もう一人か二人いらっしゃる? じつは萌歌さんのほうだったり? というくらいこのところのハードスケジュール、母のようにお身体按じております。
堂本光一さんの舞台演技はおそらくは「SHOCK」以来です。キンプリの岸優太くんも出ていた「SHOCK」っていったら博多はいつくらい前ですかね。ジャニーズの公演(ジャニーさん演出含め)もけっこう観てきているのですが、この舞台は光一さんの陰影の美しさが際立ってましたね。身のこなし手のしぐさからさすがだなと惚れ惚れしました。
でも博多弁言わされるのはもう嫌なんじゃないですかねえ。( ´艸`)
博多の人間がこんなノリばかりと思われてそうですよ。
いいんですけど。
2020エリザベート中止になったし、巌流島も払い戻しました。チケット買って払い戻しせず、応援かつ観たつもりの公演も数件あります。DVDやパンフレットを取り寄せた公演も。
北九州、久留米や鳥栖界隈の劇場に、お目当ての女優さん男優さんが来ていらっしゃったら劇場近くまで行くだけでウキウキしてましたね。
入って迷惑かけてはいけないと看板だけ観に行ったこともあります。
自主規制中でもわたしはそうやって楽しむことできましたが、稽古を重ねていらした演者さんは、たくさんの苦労やくやしい思いをされてきたことと思います。
海外の一向におさまらない変異株コロナ。アフリカ発のぶきみなニュース。気になります。 まだまだ後遺症に苦しんでいる方々もいると思います。
政府の重役の皆さまには、”第5波”の再来にならないよう、早め早めの規制をお願いしたいです。
あともう少し、もう少し、誰もが気兼ねなく舞台を演じ、観ることができる時間が長く続きますように。
願わずにはいられません。
※カーレンジャー 戦隊シリーズ20作目の「激走戦隊カーレンジャー」のこと。1996年3月から一年間放映。岸祐二さんはレッドレーサー役。
※ロビンちゃん 「がんばれロボコン」に出てくるバレリーナ星生まれの宇宙ロボット。島田歌穂さんの子役時代のヒット作。多くの女の子の憧れの存在だったかと……。原作 石森(石ノ森)章太郎。