たいへん遅ればせながら、残暑お見舞い申し上げます。
8月後半から義母がきゅうに体調をくずして心配していました。
夏バテかなと思いつつ、食欲が全くないのが問題で、どんなときも手抜きの料理を食べるのだけはイヤな人なのに台所にも立たないので、こりゃおかしいな〜 と毎日ようすうかがいしてました。
ふだんは気の利く嫁ではありません。なるべく自分で動いてもらい、なるべく構わない嫁でいます。たぶんそのほうがおたがい長く健康でいられると思っていたんですね……
それで、かかりつけの病院で点滴をうってもらったりするんですが、あれは一袋50キロカロリーくらいなんですって。
ふた袋してもらうほど本人に体力はなく、またむりして消化させるのも体力つかうだろうという状態だったので、最低限のブドウ糖を摂ってもらうのと(スポーツ飲料やゼリーもおいしくないとイヤがるほうなのです、だからほんとに少量ずつ)、あとは横になってもらってました。
その間、5日ほど。
義父ひとりくらいの食事ならとふだんより多めにつくった極々かんたんなおかずを分けて差し入れしたりしていました。
すると、思いがけないことが……
わたしの料理を義父がおいしいとほめるのをきいて義母の料理熱が再燃したのでした。
元気なときの義母はとにかくグルメで、自分の気に入った料理やレストランの料理レシピもシェフから貪欲に聞き出そうとするくらいなんですよね。その兆候がみられ、昨日はまだ口でいうだけですが、あれ作りたいこれ作りたいというような話も出ていました。
こうなったら、一安心です。
ちなみに差し入れは、シンプルな野菜炒めや豚汁などでした。
さてさて。9月はいろいろ予定も詰まっています。
とりあえず当面は予定を変更しなくてすむことにも安堵しています。
遠方の方とも、どこかでお会いできるかもしれませんよー
あらためましてお世話になります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
画像は、フィールドワーク中の下の息子から届いたものです。
ツシマヤマネコの話を書いたの、きっと、憶えていてくれたんですね。とてもうれしかったです。
読んでいただいた方はお気づきでしょうが、あの本、誤植が多かったので直したかったのですが、そういう本に限って売れないんですよね。
たいていの本は重版していただいているので、直したかったです。ごめんなさい。
むかしは対馬海峡も大陸と陸つづきだったこと、ネコ(の骨)たちが教えてくれますよね!
引用:国立歴史民俗博物館資料 https://www.rekihaku.ac.jp/