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追悼によせて

※12月9日付 画像と後述を追加しています

 

 

まずは、お知らせです。

所属の創作集団プロミネンスのサイトのトップページに追悼文が掲載されています。

眉村卓先生があちらに旅立たれて今日でひと月が経ちましたね……。

 

ぜひにぜひにアクセスしてみてくださいね。→http://ss-prominence.com/

 

福島賞ではかなり古株のわたしですから、お亡くなりになった先生方との思い出話などもどこかで書きつづりたいと思いつつも(とくにかつての選考委員でいらっしゃった光瀬龍先生、木暮正夫先生方とのエピソードなど知りたい若手の会員もいると思います)発表の機会がこれまでなかったのです。

わたしは島根県松江の県立短大を卒業しているんですが(のちに島根県立大に吸収合併)、一度プロミネンスの会員で松江出雲ツアーに行ったことがありまして、中尾明先生、南山宏先生、高田勲先生方のご紹介で、SF作家の豊田有恒さんとお食事をさせていただいたこともありました。

豊田さんは当時は確か島根県立大の教授でいらっしゃいました。畑中弘子さん、廣田衣世さんもご一緒の楽しい旅でした。

 

昔話に花を咲かせる先生方からは、ウィキペディアに書いてあるようなこととは遠く(なぜだったんでしょうね?)出てくる出てくる創作関係ごとはお互いをねぎらうような内容で和やかに歓談されていらっしゃいましたね。

だいたい、本人が正式に発表していること以外は「第三者」の憶測にすぎないのではないか……それとも御大方の盛大な仕掛けだったのか(SF界を盛り上げるため? …これもただの憶測)とまで勝手に思えたできごとでした。

 

いつか追悼をかねてのSFアンソロジー集など企画できたらいいなあと個人的には思っています。あくまで個人の願いで現時点では誰かにご相談しているわけではないです。

プロミネンスが昔発行していた会報も、できればテキストで起こしたほうがいいのでは……というくらいの貴重な内容のものがあります。著作権などで難しいでしょうか……。

 

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表紙:金森 達

 

 

11月30日は、日本児童文芸家協会さまの「第1回 童話塾in九州」の案内状をもらいまして行ってまいりました。わたしは長年日本児童文学者協会の会員ですので会を跨いで参加させていただいたこと感謝申し上げます。(両会は作家のうちうちでは、”児文芸””児文協”と略してもよく呼ばれています →後述)

 

講師の先生方からはたくさんの新たなヒントをいただけましたし、会場には、創作仲間というより”児童”書仲間ですからもはや幼なじみではないか? というメンバーの顔触れに 何かぐっとこみ上げるものがありましたね。季巳明代さんとお別れ時にガシッとハグしあいました。森田きよらさんとはたぶん15年ぶりくらいの再会でした。

理事でいらっしゃる高橋うららさんとは、”うらぴょんさん”と呼ばせてもらっていたころから親しくさせていただいています。(いまはそんな風にはとても呼べませんが)

 

会場で一日早く販売されていた『児童文芸』12月1月号 特集「児童文学塾デビューへの道」を開いてみると、巻頭に沢田俊子さんがご寄稿されていました。福井県の第1回恐竜文化賞のエピソードに、えっ? あのときそんなことがあったの? と初めて知ったびっくりな内容でした。1995年11月26日のことであの日福井は大雪でした。

会場までの先生方のお足運びも大変なことでしたでしょう。

わたしもビギナーズラックの最初の最初の受賞でしてようやく辿りついた会場では舞い上がりあまりにボーーーーッとしていました。企画監修の竹内均博士には声すらかけられませんでした。本当の「ど素人」というのはわたしのような者のことです。 気になった方はぜひぜひお買いもとめのうえご覧くださいませー。(…あら、宣伝)

6月・7月号では「保育絵本へのアプローチ」という特集でこちらも購入させてもらいました。巻末の福島賞の公募広告に名前が載っていました。こんな風に知らないうちに知らないところで名前がひょっこり載っていたりするのもとても嬉しいですね。

 

 

あとになりましたが、はや12月です。信じられません。ほんとうに一日一日が過ぎるのが早いですね。 福岡でも急激に冷え込む日があったりとさすがに冬の寒さを感じています。残暑がいつまでも続いていた分、余計ですね。 どうかくれぐれもいつもよりご自愛くださいますように。

 

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後述つづき
児童書の作家が多く所属している社団法人が主にこの二協会なのですが、ほかに、”童美連”といって絵を描く職業画家向けの団体もあります。正式名は「日本児童出版美術家連盟」です。
このような社団法人に対して、創作集団プロミネンスは親睦団体という位置づけになりますでしょうか。

 

ソーサク部屋   2019/12/03   xyz

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