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まとめブログになります。

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!PICK UP! ◆『弓を引く少年』(国土社刊)が、’18年の「西日本読書感想画コンクール」の指定図書になっています。(西日本新聞紙上、フリーペーパー「ファンファン福岡」等で広告していただきました。⇒ 第62回の優秀作品と第63回の要項はコンクールサイトまで!

◆創作方面のお便りからの広報はおはじきのじかんでお知らせしています。また右上のアイコン”菜子ちゃん”をクリックすると飛びます。記事中でもときどきお知らせします。

 

風をつかまえた少年

 

台風が関東に近づいていますね。通勤通学時間にかかると思いますのでくれぐれも安全にお過ごしください。なんなら、時間をずらすとかお休みできるといいですね……!

 

原稿を一本あずけられたのと、義母が落ち着いてきたので、KBCシネマ上映の「風をつかまえた少年」と「存在のない子供たち」を続けて鑑賞してきました。どちらも、この夏、映画館で観たいと思っていたものですが、どちらかというとレバノン発信の、俳優の男の子もシリア出身と前情報で聞いていた「存在のない子供たち」(原題:カペナウム)は必ず観ようとチェックしていました。

もう一方の「風をつかまえた少年」は最終週ギリギリの上映でした。久しぶりに見逃さなくて良かったと思えるほどの作品でした。(もっと早くに観て、福岡の周りの人にも伝えていたらと悔やまれます)

 

「風をつかまえた少年」は、実話を元に映画化されたもので、アフリカのマラウイを大干ばつが襲い、それを一人の少年の発明力が救った話でした。……と簡潔に書くだけだと、サクセスストーリーだよなーと穿って観ない人も多いかもしれませんが、いやいやそんな先入観はぬぎすててください。

わたしが注目したのは主人公ウィリアムのお父さんです。

 

ウィリアムのお父さんは、これまで器用に生きてきた人ではありませんが(例外は美人のお母さんをお嫁さんにできたことぐらい、と思わせるセリフはある)ウィリアムにとって別に悪いお父さんではありません。一家を守ろうとする真面目でひたむきなお父さんです。でもそのお父さんの性格により、大干ばつで追い詰められる家族をさらに追い詰めていってしまう流れがきちんと描かれていて、そこがわたしはとても良いなと感じました。一家をほろぼすのは悪いお父さんばかりではない…というのがですね。

 

ひとつを例にあげれば、中盤、ウィリアムのお父さんは、貧困にあえぐ家族を救うためと街へデモに行こうとする群衆のトラックに乗ってしまいます。その留守中、お母さんと姉だけ残された時間に家は村人に襲われ、やっと収穫したばかりのわずかな不出来なトウモロコシまで根こそぎ持っていかれてしまいます。

そのあともお父さんは、かたくなに目の前の乾いた畑を開墾しようと必死になるばかり、ウィリアムが学習し村を救えると確信したことを(想像と理解がおよばなくて)なかなか受け入れられませんでした。

それは見たまま聞いたままをすぐうのみにしてしまうこと、自分のなかの先入観、父親としての威厳、そうしたものがジャマをしていたんですね。

 

遠いアフリカの、約二十年前に実際に起こったできごとですが、わたしはリアルに”いま”のわたしたち周辺、とくにネットのなかに同じあやうさを感じました。

‬ ‪拡散されやすい言葉の一片だけを利用したり判断しているうちに、多くのウィリアム少年(のような光ある人)を追い詰めている気がしてならないのです。マラウイの村はまだ雨ごいが信じられている? のか? という描かれ方は現代人への警告のようにも感じました。

 

例えばその人が10の発言をして、ひとつ大きく間違っていたとしても、残りの9の力で未来が開けるかもしれないものを根こそぎうばっていくようなこと、これまでに、心当たりはないでしょうか。

その結果、結局、自分たち自身がどんどん苦しいところに追い詰められていないでしょうか。

大人の感情的なふるまいをマネした子供が同じようなことをせまい教室で展開していないでしょうか。

そんなあやうさをこのところずっと感じています。
そうした思いに答えてくれる映画でした。

 

わたしの感じたことは映画のなかのほんの一部ですから、まだ上映中の地域の皆さんはこの映画を観て感じたことを教えてほしいなあと思います。

日本でも、ご本人の著作の翻訳版と児童書が出ているようです。(もしや児童書界隈で読みのがしていたのはわたしくらいかもしれませんね……もったいなかったです)映画と出版物がどう違うのか読むのもこれから楽しみです。

「存在のない子供たち」ももちろんおススメ作品です。

 

(移動中にざざっと書いたものをとりいそぎアップしました。あとで気がついた誤りや不足分は修正を入れますゆえ)

 

ソーサク部屋   2019/09/08   xyz

最古のイエネコ

 

 

たいへん遅ればせながら、残暑お見舞い申し上げます。

 

8月後半から義母がきゅうに体調をくずして心配していました。

夏バテかなと思いつつ、食欲が全くないのが問題で、どんなときも手抜きの料理を食べるのだけはイヤな人なのに台所にも立たないので、こりゃおかしいな〜 と毎日ようすうかがいしてました。‬

ふだんは気の利く嫁ではありません。なるべく自分で動いてもらい、なるべく構わない嫁でいます。たぶんそのほうがおたがい長く健康でいられると思っていたんですね……

それで、かかりつけの病院で点滴をうってもらったりするんですが、あれは一袋50キロカロリーくらいなんですって。

ふた袋してもらうほど本人に体力はなく、またむりして消化させるのも体力つかうだろうという状態だったので、最低限のブドウ糖を摂ってもらうのと(スポーツ飲料やゼリーもおいしくないとイヤがるほうなのです、だからほんとに少量ずつ)、あとは横になってもらってました。

その間、5日ほど。

義父ひとりくらいの食事ならとふだんより多めにつくった極々かんたんなおかずを分けて差し入れしたりしていました。

すると、思いがけないことが……

 

わたしの料理を義父がおいしいとほめるのをきいて義母の料理熱が再燃したのでした。


元気なときの義母はとにかくグルメで、自分の気に入った料理やレストランの料理レシピもシェフから貪欲に聞き出そうとするくらいなんですよね。その兆候がみられ、昨日はまだ口でいうだけですが、あれ作りたいこれ作りたいというような話も出ていました。

こうなったら、一安心です。

 

ちなみに差し入れは、シンプルな野菜炒めや豚汁などでした。
 

 

さてさて。9月はいろいろ予定も詰まっています。

とりあえず当面は予定を変更しなくてすむことにも安堵しています。
遠方の方とも、どこかでお会いできるかもしれませんよー

あらためましてお世話になります。どうぞよろしくお願い申し上げます。



画像は、フィールドワーク中の下の息子から届いたものです。
ツシマヤマネコの話を書いたの、きっと、憶えていてくれたんですね。とてもうれしかったです。

読んでいただいた方はお気づきでしょうが、あの本、誤植が多かったので直したかったのですが、そういう本に限って売れないんですよね。

たいていの本は重版していただいているので、直したかったです。ごめんなさい。


むかしは対馬海峡も大陸と陸つづきだったこと、ネコ(の骨)たちが教えてくれますよね!


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ieneko3.jpg ←クリックすると大きくなります。


 

 

引用:国立歴史民俗博物館資料 https://www.rekihaku.ac.jp/

ソーサク部屋   2019/09/03   xyz

イベント情報など

 

おはじきのじかんブログにこの秋のイベント情報を続々とアップしています。

 

お盆休みの方は、よかったらじっくり記事をみたり関連サイトにアクセスしてみてくださいね。

それにしても暑い暑い。
大塚、閑話を楽しみつつ、すっかりお盆モードに入っております。(初盆なのです)

 

一年半後の担当イベントの準備も本格的に始動しています。
ご協力いただいている皆さまたいへんお世話になっています。

 

 

ソーサク部屋   2019/08/14   xyz

プルンクザールの魔法

 

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公演中のミュージカル「エリザベート」の人気もあってもう老若男女問わず知られているハプスブルク家。

その640年の栄華の中心にあったここ王宮敷地内にある国立図書館の名前が、”プルンクザール(豪華な広間という意味らしい)”というのはちょっとひねりがなさすぎてあれなんですが、ウィーンにおとずれたらぜひ行きたい場所のひとつでありました。

 

上の画像は天井のフレスコ画をカットしたものです。解像度を落とさないとアップできないのがほんとうに惜しいくらい。
肉眼では、建物の装飾部分なのか絵なのかわからないほど立体的に浮かびあがってみえて、よく「3Dのよう」と例えられています。

これほんとうに、18世紀の人がつくったの? って疑いたくなるくらいの精巧さです。

 

?万部 ?十万部の蔵書については一部はもしかしたらですが背表紙だけの複製品のようにもみえました。違ったらごめんなさい。
 

↓ 下から見あげた感じはこうなんですけど、人の大きさで(注:日本人より皆だいたいビッグサイズ)どのくらい高い位置にあるか少しは伝わるでしょうか。伝わるといいなと思います。
 

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補足:入口が意外にわかりにくく、そばまできて割と人が迷っていたように思いました。 (観光客少なめのシーズンオフ期間だったからかも。ウィーン少年合唱団参列のミサがある王宮礼拝堂も同様) 近くの人に思い切ってたずねるなり、あきらめずに入館してほしいです。

 

 

プルンクザール(オーストリア国立図書館)

onb.ac.at

旅ポート   2019/08/03   nao -otsuka

ご「自愛」の意味

 

どの分野、環境においても、問題を変えていきたいと思い日々真摯に取り組まれている人々がいます。

 

人間には良心というものがあるのだから、その習性が生きてこそ、世の中のことは少しずつ改善していけるのだと思います。

ただ、すぐには変われないことや、自分ひとりの力では難しいことからはある程度の距離をおくのも同じくらい必要だとわたしは思います。

大きなことを抱えている(到底ひとりの力では無理なのに変えなければと思いこんでいる)うちに、自分の身体がきちんと機能しなくなるのであれば本末転倒です。

日々鍛えていない者が、ひとっ飛びで記録をだせるなんていうのも夢のようなものです(まれにできる人はいるでしょうが ←それを人々は”天才”とよぶ)
まずは、自分の健康な身体あって、一つひとつに取り組めるのですから。


と――

いつもより数倍まじめ(!?)に書きたくなったのは、この頃周囲に起きていることをみて、そう感じたので。

でもこれって当たり前のことなんですよ。昔の人が教えてくれた言葉「ご自愛ください」っていうじゃないですか。まずはまずは自分の生活をだいじにしてください。

 

 

さてKADOKAWAさんからとてもよいお知らせをいただいています。

「二次的利用印税」という勘定科目で通知と入金はしてもらっているのですが、発表はもう少し待ったほうがよいのかもしれませんね……
 

8月3日の、黒田征太郎先生のお絵描き会(別ブログ「おはじきのじかん」でご案内)、わたしもお誘いいただいて本の販売やサイン会をする予定でしたが、ダブルブッキングです。とても残念……お近くの方は、ぜひ遊びにいってみてくださいね。

 

 

本を買ってくださったり応援してくださる皆さまのおかげで、

わずかながら南の島の里子支援を続けられています。

 

笑顔のかわいい男の子、リトくんです。

 

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これも「旅ポート」番外編ってとこでしょうか。

 

 

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ソーサク部屋   2019/08/01   xyz

わからない号

 

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....................................​

選挙のことはわからない

ガソリンのことはわからない

機械のことはわからない

氷河期世代のことはわからない

いま自分はどこにいるのかわからない

....................................​​

 

そこから一緒にスタートしませんか?

 

 

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ほんとざっし   2019/07/25   xyz

往にしえのボードゲーム

 

坊「ねえ、じいや。世界一かっこいいゲームつくってよ!」

召使「世界一ですか。坊っちゃま、少々お時間ください……」

 

 

 

召使「坊っちゃま、こんなん、できましたけど?」

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坊「じいやって、サイコー!」

 

 

ウィーン美術史美術館

旅ポート   2019/07/17   nao -otsuka

ミュシャの広告

 

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プラハの教会には、広告のある、ミュシャ(ムハ)のステンドグラスがのこっています。

”BANKA”ということは、銀行がスポンサーだったんですね。

 

起源の教会から数えると建築には千年の歴史があるそうです。この装飾がほどこされたのは締めくくり間近で、クレジット風にコマーシャルがつくあたりすでに現代っぽいですね。

旅初めに、バロックかゴシック様式か見分けられたら一人前といわれましたが、見れば見るほど(ゴシックも充分ごちゃごちゃしているよ、と)分からなくなり難しかったです。

 

 

 

プラハ聖ヴィート大聖堂

旅ポート   2019/07/13   nao -otsuka

親子関係


今週は、染谷将太くんを見て、「ひかる一平かと思った…」というドラマ好き人間の一言になごんだりしてました。

いつも思いがけない角度からつついてきます。

 

……もう週末。

面白そうなドラマもつぎつぎと始まっていますね。



ツイッターでも少し触れましたが、お借りしているCMS(コンテンツマネージメントシステムというホームページ作成のシステムです)を半年以上まともにいじっていないうちに、自マニュアル → 自分の頭のなかにだけあった手順 が崩壊しつつあります。

カテゴリー(ブログ右)の親子関係をつないで結ぶのでさえ、エラーを起こしていて、直しかたを忘れるところでした。いまは直してアレンジも加えています。

WEB作業は若い人(脳)にまかせたほうがよいというのはこういうことですよね。しかしプロに丸投げで頼むとそれなりのコストがかかるんですよ。ひと口5万10万と。わりと神経つかうので、管理方面はもう卒業させてもらいたいんですが…

 

創作面では新たなオファーもいただいています。新しいことも始めています。身体と相談しながら続けてまいります。

じつは感染症の後遺症が少しばかり残っていて、この半年ほどはリハビリっぽい生活をしておりました。どんなにじょうぶな人間(それはあたくし)も死ぬときは死ぬと教わりましたねえ……。

ヨーロッパ9か国の旅は、あるご縁もあって、いまのうちに行っておこうと追い立てられた「かけ」みたいなものでした。
これからぼちぼち、長旅(35日間)のエピソードや紹介したい写真などもはさんでいきますね。


お稽古ごとでは、公式の夏の大会ふたつ参加してみました。右腕の筋肉が元通りじゃないのでバランスが保てず、結果は超しょぼかったですけど、度胸だけはこれで来年につなげられそうです。
そもそも、元のお師匠さんは全国大会入賞レベルの方で普通は気安く教えてもらえる立場ではありませんでした。たまたまのご縁が、あとで考えたら最後の出来損ないの弟子みたいな感じになりました。また、移籍させていただいた先にも人間国宝並みの先生がいらっしゃいます。

この世界もすごい方ばかりなので、できるかぎり、学びたいというのはそういうことです。
お稽古に関しては細く長くつづけて、「あら、今週、あの人いちども来ていないわね。おかしいわね」といわれるのが目標です。
いまから孤独死対策です。←きっと、かなり先のこと


 


うれしいお便りやお誘いも有難うございます。


来週、話題の映画にも誘われていて、さっそく(キャナルシティで)キャナることになりそうですー!!

カービィカフェHAKATAの仮囲い、おしゃれで外すのもったいないくらい……ステッカーデザインも二色でシンプルかっこいいです。

あのいちごは、あまおうがモチーフなのかな。
 

 

そうだ。せっかく書いたので。

ひかる一平さんといえば、古くからの知人がいとこさんでしたね(その知人Cちゃんもやっぱりモテていたチャーミングさん)。このごろは年賀状のやりとりだけですが、福岡にも家族4人でいちど遊びにきてくれましたよねー。皆さま、お元気かなー。

 

 

 

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ソーサク部屋   2019/07/12   xyz

夜警

 

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監督「……さあ! しゅうふく はじめましょう」

 


Illustrations

Dick Bruna

 

ほんとざっし   2019/07/10   xyz