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2021年

魔法がとけて

 

母はおかげさまで強い薬を一粒減らせました。

処方してもらっているステロイド剤は、ようこんなのが効くなあというくらい粒が小さいの。いまわたしの手元にはないけれど4ミリくらいやったかな。それだけに劇薬なんだろうなあ。

肺の影の写真もわたしが見てもわかるくらい最初の時とは格段に違っています。それでもこの非常時でなければ入院継続レベルだと思うので、しばらくは安静第一で自宅療養を続けます。退院後の検査のつきそいも「助かった。病院で迷ってわからないところだった」となんども言って喜んでいたとあとで父がこっそり教えてくれました。

 

でもさ。

数日前、母の日も近いし、母の様子を見に行ったのよ。仕事あけに。そうしたら顔を見合わせてすぐの言葉が、

「なんで来たの? 福岡からコロナ持ってこないで!」

で愕然としました。

(は?)と思いつつ、いやいやこれがうちのいつもの母でしたそうでしたと我に返りました。

母の言うことは確かに正しい。心配だからと見に行く行為はリスクも伴います。

いくらわたしが気をつけていてもね。言動はしっかりしていてまともだからこちらの感情をよけいに逆撫でしてきます。

シンデレラの魔法がとけたときの、あのがっかり感というのでしょうか。同じような気持ちになりました。

 

 

そうこうしているうちに新型コロナウイルスワクチンの2回目接種がせまっていたので、うっかり受け損ねることがないよう、わたし自身もいつも以上に健康に気を付けて過ごしていました。

接種後に休みをとりたいので、GWは休みをもらわなかったのです。

GW中は自宅に戻られている患者さんも大勢いらっしゃって、給食業務はいつもに比べて忙しくはありませんでした。

 

 

ひとつ疑問なのは、さまざまなご事情があり自宅に戻られているのでしょうが、どの病院も入院中の入退室の際には再度のPCR検査か同等の検査を受けているのかということ。

そうでないと隔離階や「面会禁止」の意味もなくなりますからね。きっと受けていますよね。

 

 

  2021/05/08   xyz

北の大地から

 

 

GWは、午前中早くからの職場仕事と睡眠補給、午後は原稿書きでぼつぼつ過ごしております。

 

あいまによく読んでいるのは、各出版社が発行している小冊子。雑誌好きなのはもはや公然と思いますが(知らんがな)こういうタイプの情報誌も2社分ずっと購読していて、今回集英社発行の「青春と読書」が加わりましたーー。

もちろん読みたい記事(竹田津実先生の)が連載されているのに気づいたからなんですが、エッセイタイプのは手軽で、何かの待合時間とか、短い時間にさっと読めるのもいいんですよね。持ち運びもかさばらないしかるい~!

 

 

 

竹田津先生は、父と同じ高校の、ふたつ上の同郷の先輩でいらっしゃいます。

いまは遠く北海道の地でご活躍……それにしてもご高齢での新連載とは驚きました。勝手に励まされております。

 

ずいぶん前の話しですが、福岡にいらしたときに、ふたりで会いに行ったこともあるんですよ。

父は、母のことで一時落ち込んでいたようなので、父の楽しみのためにも取り寄せています。

 

 

 

追記

筑摩書房が発行している「ちくま」の表紙はいま大人気のヒグチユウコさんで、裏表紙のコマ絵も合わせてかなりお洒落で面白く楽しみです。

前ご担当の小林エリカさんの絵も好きでした。です!

 

 

ほんとざっし   2021/05/04   xyz

クマリンと修了展

 

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ツイッターにアップしました、実家の庭のさくらんぼ(暖地桜桃)です。

 

これまであんまり意識していなかったけれど、ツイッター見られない環境の人もいるからこちらにも。

 

さくらんぼの育て方よくわからないけど、父が小枝ごと摘み取って大丈夫というので、車移動で戻ってくる間ごっそりビニール袋に入れていたのね、そしたら車内発酵したのか、ビニールから出したときに、若葉からはクマリンの香りがほのかにしていました。

クマリンって桜餅のあの香りです。

この葉も使えるのかな。どうやって漬けるんだっけ。試してみましょう。

 

実(さくらんぼ)はぜんぜん酸っぱくなくて、美味しかったのか、夫氏がよく食べてました。

青いのや残りは種とってジャムやアンゼリカ風にしてみます。

 

ボリジが枯れちゃってからは、楽しみの砂糖漬けもしていなかったなあなんて思いだしながら。

 

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こういうの、ね。

 

それからそうだ、このお知らせをば。


ピンポイントギャラリー(東京都渋谷区神宮前)さんで

「警固塾・第9期10期えほんと原画展」を明日まで開催中ー! です。

 

講師の先生方は一流陣、福岡の熱心な塾生の修了展ですのでとても見ごたえがあると思います。

間に合いそうでしたらじゅうぶんなコロナ対策をされて急ぎ行かれてみてください。

 

じつはわたくしも第9期で一年間学ばせていただいて、昨年春、作品を福岡展と東京展で発表予定でした(中止になりました)。

大牟田セミナーのあれこれを引き受けたからには絵本製作をより深めておこうと思ったのがきっかけです。

絵を担当していただいた相方Sさんのご都合とわたしの事情がこのとおりいっぱいいっぱいで今回の修了展参加は難しかったんですが、その作品もお気に入りで(Sさんのおかげですよー)将来機会があれば発表できるといいなあと思っています。
いま思うとコロナを予知したような作品で(2019年内作)、ふたりで凄いよねーと自画自賛をしたものです。

もう一作は自分で絵も描いていたんですが、こちらはイメージするものと表現できるものがなかなか合致せず、勉強不足をひじょーに痛感しました。出直します。
 

matsuri2.jpg matsuri1.jpg ラフ&スケッチより

 

 

でも。新たなお仕事をいただいたのも、そういった取り組みが縁を結んでくれたのかもしれませんねえ。

 

 

ソーサク部屋   2021/04/23   xyz

紫駅

 

 

三月末から実家の太宰府方面によく通っています。

今日も実家からです。

 

このあいだ”紫駅”を初めて利用しました。”むらさきえき”と読みます。

西鉄の二日市駅や都府楼前駅は母校の中学に近い駅だったこともあり(自転車通学でしたが)なじみがあったのです。

ところが二日市駅から下ってわずかひと駅の紫駅降車は初めてのことでした。

元太宰府市民でもそういうことはあります。

(念のため。わたくしの履歴には、元三重県久居市民、元島根県松江市民、元東京都渋谷区民……等々ありまして、元をつけると話があさってに行きかねないこともつけ加えておきます)

 

太宰府市内は、住居表示物や標識、自動販売機など、紫色で統一されているのをちょこちょこ見かけます。わたしが中高のときは統一されていませんでしたが、令和になる前からですね。歴史や文化の香りを色で表象しているのだと思います。

 

 

ちなみに太宰府天満宮にアクセス便利な太宰府駅は、西鉄二日市駅からの乗り換えで行けます。

こちらの乗り換え線はよく利用をしていたんですよねー。

 

 

 

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もしかすると、ももクロさんファンの方なら「ああ。知ってる!」の駅かもしれません。

 

 


お正月から溜めどりしていたドラマはほとんど消化できたので(「おちょやん」は土曜のダイジェストも追っかけ無理で断念~~)

あいまに、めったに観ることのなかったバラエティ番組を見ています。

なにも考えずにふわっと笑えるのって、気分転換にもなっていいですね~~!

 

 

  2021/04/06   xyz

解放感は罪?

 

 

福岡県知事選挙の整理券が家族分届いていました。

前小川知事には、大濠公園の「セントラルパーク構想」のその後の対応をしていただきたかったのですが、闘病中となるとこれ以上は言えませんよね。もしかしてそれらが心労の重なりにもなっていたかもしれませんし。後任者がその後をお務めになるのでしょう。

今週の公園はたくさんの人でにぎわっているそうです。福岡武道館の緑の屋根に、桜の木々も映えているのでしょうね。

 

少し前のことですが、弓道場の的場には新しいりっぱな幕がさげられました。背景は個人情報に関わってくるので伝えられないのですが武道館弓道場ゆかりの若い方(正確に書くとご親族)から寄贈されたものです。

武道館移築のプランもはっきりとしないままに、この幕をすこしでも汚したりないがしろにする団体、為政者をわたしは応援する気にはなれません。

 

 

というのはもちろん個人の気持ちですので。多くの弓引きびとはおおらかな人ばかりです。

 

 

わたしが大牟田の絵本美術館の建設事項と児童文学セミナー開催事項をいっしょくたにはしたくなかったのも、「パーク構想」のことが重なり、背景を複雑に考えていたからです。

美術館設置を反対する者のなかには(政治的ポーズではなくて)維持や管理についてまできちんとした考えがあって反対する者もいるはずでしょう。その方々の小さな声をいちイベントをもって圧しつぶすような行為は避けなければいけないことです。

物事は双方の考え方、合意をもって、進めていければと思います。

絵本美術館の行く末については、運営委員会も発足され今後をゆだねられています。

 

 

セミナーについては、事後処理が落ち着いたころ「リモートお疲れさま会」を開きましょうと声をかけていただいています。

正直、ここ数年は特にしんどかったので(セミナーがどうというより、身内や幼なじみを見送ったりも重なったのが一番大きかったと思います)解放感でいっぱいで考えていません! とうっかりあっさり断ってしまうところでした。

これも自己中心な考えでした。

振り返ってみれば、交流会もなかったですし打ち上げもできませんでしたのでもしかするともしかして話足りない思いのままでいる方もいるかもしれません。これを機会に、協会の先生方とさらなる交流を深めたり勉強を熱心に進めたい方もいらっしゃるかもしれませんね。わたしも秋口から考えているアクションがあるにはあるのでした。

 

それで。セミナーを大きく支えてくださった大牟田の会の皆さんや、福岡の会員さんの笑顔を思い浮かべて、希望をとることにしました。

こちらは近いうちにご連絡をしますね!

 

  2021/03/27   xyz

続 ともだちのイス

 

どういうわけか、6台に増えているそうです。さいしょの1台と合わせて7台ということになります!


休眠中のFBチェックしてみましたが、ログでは経過がよくわからないほどあっという間に集まったみたいです。

内田さん、本職だけではなく、きっと工房経営もできますね。

 

1台めの預け先をわたしも知っていますが、見た目のやわらかさに隠された重厚な檜のイスです。さすがに6台いっしょにはご無理でしょうから絵本美術館開館と同時に搬入ですね。それはそれは壮観でしょう。その日を楽しみにしています。



仲介に協力してくださった、村上しいこさんのブログで、久居少年少女合唱団(現 三重県津市)がいまも健在で活躍中なのを知りました。

 

じつはOGなのです。←♪

 

 

 

  2021/03/22   xyz

なんとなく……

 

大牟田児童文学セミナーにご来場くださいました皆さま、あらためましてまことに有難うございました。

たくさんの方にお世話になり、おかげさまで大きなハプニングもなく終えることができました。

実行委員会のほうからは簡単ではありますが、お礼状を発送させていただいています。ほんとに簡単で申し訳ない。数々の感謝の思いはそーとー大きいのですが重たすぎるのもどうかと思いまして……

子どもゆめ基金さま、後援いただいた新聞社、放送局、団体さまには日本児童文学者協会を通じまして事後報告書をお届けします。よろしくお願い申し上げます。

 

 

じつはまだまだお世話になった方がいまして、例えば1日目の文化会館の駐車場警備には、シルバーの派遣さんが二人来てくださっていて――

雨は上がってしのげたもののあの寒いなか開会時間の前後までずっといてくださったのです。帰り際に、お二人にもちょっとした御礼を言うことができました。

会員向けの報告については、協会が発行するZb通信等で先々に発表があるかと思います。

 

 

きょうは通常仕事のあと、出版予定の絵本についてのだいじなやりとりがありました。

割り付けゲラはすでに画家さまにお渡ししてあり、編集さま、そして取材先さまも交えて、都度都度の細かい確認をていねいに進めてくださっています。

この本、ヒットの予感がします。(なんとなくの確信です)

昨年の取り組みはじめから期待満々でいましたが、これからの進行もとても楽しみです。

 

それから5月の連休までにはまとめたい原稿を少しだけ進められました。こちらの最初の取材は1年以上も前の話です。とても遅れているので大急ぎで頑張らなければいけません。言い訳づくしでお待たせばかりしています。申し訳ございません。

 

本日は日本文藝家協会から、新たな著作物使用料の明細一覧も届いています。採用いただきまして有難うございます。

 

 

それと。も一つお知らせ。

内田麟太郎さんから「ともだちのイス」についてのご提案をいただきました。

大牟田児童文学セミナーの会場に来てくださった方はごらんになったと思いますが、舞台左側に置かれていたあのやさしい風合いの木製のイスです。

児童文学作家の高橋秀雄さん、最上一平さん、村上しいこさんから絵本美術館への寄贈品というのは当日のアナウンスでも紹介させていただきましたが、わたしも便乗させてもらうことになったのです。

メールでの打ち合わせでは、内田さんとわたしと、ほかに数名でもう1台(という表現でいいかいな?)作っていただきましょうということでした。

ところが内田さんがFBで賛同者を募ったらわずか20分で集まってしまい、すぐに締め切りとなったそうです。

しかも、なにやら早くも3台めの話になっていて、内田さんの記名は3台めになりそうとか。

 

内田さんといっしょに記名したかった方に申し訳ない気持ちです。

後日、こちらのイスについての報告をします。


 

それではまた。

 

 

ソーサク部屋   2021/03/19   xyz

夢見月に入る

 

 

大牟田児童文学セミナー、おかげさまで開催まで10日を切りました。

 

いまどういう状況かと手短に申しますと、13日初日の全体会で160名超えの見込み(来賓者、スタッフ陣入っています)、14日の各分科会も日に日に人数が増えていっています。

増えていくとどうなるかといいますと、分科会は、借りているお部屋のコロナ禍における規定のキャパを超えますので移動を検討するわけです。

おまけに内田麟太郎さんが募るひみつのツアーも入ってきて(13日に会場発表?? 先着で14日午後開催)、てんやわんやです。笑

 

来賓者の方々もここでは発表してはいけないのかな。

子どもの本の書き手は、サプライズだのシークレットだのひみつ好きが多い傾向なので、お手伝いするほうはどこからどこまでがシークレットなのかミッションなのか大いに気をつかいます。(笑うところです)

大牟田市の重役の方々もかけつけてくださいます。お忙しいなか誠に有難うございます。

 

 

さかのぼること四年前。

このセミナーの企画を……企画前の「つぎは福岡でやりたいけど、どう?」くらいの話ですが、協会のえらいさん方に打診されたのが2017年の春でした。

そのいきさつについては、昨年末刊行の「日本児童文学」11・12月号にも書いています。「上野の森親子フェスタ」関連で上京した際のとつぜんのお声がけでした。

それからの長期にわたり、色々な方のお力を借りるうちに、また複雑化も進み、ひとつのイベントを運営する難しさを感じるようになりました。……背景事情も加わって長引けば長引くほどに。

 

わたし個人は、最初は九州の作家中心(九州山口の書き手描き手が講師をするという意味)で開催できればいいかなくらいでお引き受けしていたものですから、色々な貴重なアドバイスをいただいて、それがいまでは大正解だったと思っていますが、個人のうちうちの気持ちとしては、セミナーの内容じたいが膨らみ大きくなるにつれて、責任持てるだろうかといちいち悩み、不安のほうが大きくなり、いちどは辞退を申し出たこともあるんです。

こんな風に「おおごと」になるのはわたしでも予想できていたからです。

あれよ、と引き止められちゃいましたが、ね。

 

セミナーが企画段階で延期をくりかえしたのも絵本美術館の延期が大きかったです。

春のたびに絵本美術館の建築ごとが延期になる理由も最初はなんでかな~くらいのものだったのが、「なんだ。そういうことが絡んでいるのね」とわかってきて腹だたしく思う日々もありました。だって、最初の予定どおり開催できていたらコロナの影響も受けなかったはずですから。

世の中のことがわかっているようでぜんぜんわかっていなかったこの世間知らずが学習させていただきました。

 

そんなこんなのややこしいことを越え、それでもイベントを開催しようとなんども初心にかえりを繰り返してきて本日があるわけです。

なんかの推進力?  いまだによくわかりませんが意地ではないことは確か。

やっぱり夢や希望?  いやいやそういったたぐいのエネルギーは疾うに尽きてましたよ。

 

「引き受けたからにはどういう結末であれ終わりまでやる」という当たり前の責任や覚悟はもともと備わっております。

あとは……「一周まわって」という若者中心で流行っていた表現、割と好きなんですが、一周まわってまた夢を見ているのかもしれませんね。

 

 

 

あと10日間。……いや、8日か。やれるだけのことはやってみます。

講師の先生方、関係者の皆さま方、あらためまして大変お世話になります。来てくださる皆々様が楽しく過ごしてくださることが希望です。

 

そして会が終わっても関わってもらえた皆さまが元気で活動を続けてくださること! これが一番たいせつ!!

 

当日の盛会をわたし自身が心から祈っています。

 

 

 

(さあ。終わったら、延び延びの締め切りも待っていますぞーーいッ +_+)

 

 

  2021/03/05   xyz

主催者共催者として

 

大牟田児童文学セミナーは、2月10日付の三者会議で開催が決定しています。

まだ広くは伝わっていないようなので、こちらでも再度お伝えしますね。

 

3月13日初日の全体会のあべ弘士さんをお招きしての講演会は、高校生以下は無料で、子どもの入場ももちろん歓迎しています。

ザ・キャビンカンパニーさんの「子どものためのワークショップ」が中止になったのは、子どもさんがうれしさのあまりはしゃいだりしてどうしても密になるのは避けられないという理由でした。

予定していた部屋は教室よりも広く、地元の方からのアイデアで、床にビニールテープを網の目のように貼って「ここはあなたの陣地だよ~」と遊び心を加えながらルールを決めたらだいじょうぶなのでは? など意見も交わされましたが今回は残念ながら見送られました。

新型コロナの感染状況も2月初めよりは落ち着いていますが確かに気をつけるべきところはそうするしかありません。

 

続いてのトークイベントも開催されます。

あべ弘士さん、椎原春一さん(大牟田市動物園の園長)、内田麟太郎さんの楽しいトークが繰り広げられることと思います。

<わたしも共催の1人でなかったらめっちゃはしゃいでいるだけの人だと思います

 

 

先日のTwitterにて。

参加者からの「なにも連絡がない」の報を受けて、主催の日本児童文学者協会事務局(わたしたち実行委員会は「共催」なのです)に発破をかけたのをご覧になり気分を害された方もいるかもしれませんが、主催者はお招きする方に最大の敬意を払わなければいけません。それがイベント主催のマナーだと思っています。難しいのなら開催自体を考えなおさなければいけません。お金もいただくわけですからね。

講師の先生方は遠くからはるばるいらっしゃる方もいますし、家族やご自身が病気をかかえているのに、集まってくださる人のために会いに行こうと無理してスケジュールを立てている場合もあると思います。(注:今回の講師さんがそうだという意味ではありません)


来場してくださる方もそうだと思っています。

わたし自身、協会のノンフィクションの講座には過去に飛行機に乗ってなんどか通った経験もあるくらいですから……。



もうかなり前、25年ほど昔の話ですが、市内某所開催の読書関係のボランティア養成講座に通っていたときに、いまではもうお会いすることの叶わない大家のT.Tさまがいらっしゃってくださったことがありました。

こちらに遊びにきてくださる皆さんもきっと、お名前を聞いたら「ああ」とうなずかれる本ではおなじみの方です。

当時、わたしはかけだしの書き手です。一所懸命お話を聴いていました。ところがとつぜん、講演中にたいへんご立腹をされてしまったのです。

講演中の話しのなかで聴講者からこぼれる笑いが起こったのですがそれが障ったみたいでひどく怒り始めました。

聴講者はいっしゅんなにが起こったのかわからず「ぽかん」としていました。

笑ってしまったのも、どこが障ったのかというくらいのことでした。そういう受け取り方も博多特有の鈍感さだったのかもしれません。

おそらくは、それまでにも不手際がたくさんあったのではないかとあとで察しをしました。もともと不愉快要素が積もり積もったのではないかと理解をしたのです。

 

そんなことがありましたから、イベントの主催者は、来てくださるお客さまはもちろん、講師さん方にも気持ちよく過ごしていただく努力は欠かしてはいけないと考えています。

このように考えるわたしは間違っているでしょうか。

これからお会いできます皆さまからもご意見をいただけましたら幸いです。

 

 

さて。

つい最近のこと、元職場からカムバックのお声がかかり、いつになく心がゆれている、という話を書こうと思っていましたが、これについてはまた日をあらためます。


 

 

 

  2021/02/25   xyz

暗号化するじいじ

 

 

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……とぼけています

 

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……いっしゅん、なんかの暗号かと思いましたわい

 

 

先週は同年代の親戚が、闘病なかばで逝ってしまいました。あまりに早すぎました。

つらい見送りがあった直後だっただけに、このやりとりには和みましたよ。有難う。

 

丸っと4年間使用したスマホがついに動かなくなっていたので、急ぎ、会社に変更してもらいました。

こんどのセミナーまでもたないかなあとだましだまし使っていました。

こちらはサクサクで大変有難いことです。前のも(わたしの使い方が悪くて)ポンコツだったけどすごく気にいっていたの。

LINE背景は初期化されています。

 

 

  2021/02/18   xyz